前日の試合で、好機に2併殺打と不振にあえいでいる新井貴に、今季2度目の4番降格は、6番ではなく広島時代の2005年5月15日(対オリックス)以来、実に2300日ぶりの7番先発。
そして代わりに4番で先発出場したのは、阪神球団歴代88代目の4番打者マートンでもなく鳥谷でもなく、プロ15年目にして初の4番打者となった関本賢太郎。
相手中日先発は苦手の左腕ソトに対し、1番平野、3番鳥谷以外は右打者7人を並べ、5番マートンは動かさず6番に狩野を起用した新オーダー。
7番に降格した新井貴だったが、それでも2度も好機に打順が巡ってくる不思議な運の持ち主。
この日は2度ともタイムリーを飛ばし、特に9回表の土壇場で、通算300Sという大記録目前の岩瀬から同点タイムリー。
後が続かず、この試合は引き分けに終わってしまったが、打順の組み換えがとりあえず成功した1戦となった。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
阪神 0 0 0 0 0 0 2 0 1 3 9 0
中日 0 0 0 0 0 3 0 0 0 3 7 2
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