持ち前の俊足を生かして大和とともに若手売り出し中の上本博紀。
対中日との6回戦で、1回の表、不動のレギュラー鳥谷にアクシデントが発生、負傷途中交代した後、ショートのポジションについた上本博紀。
1軍の試合ではセカンドしか守ったことが無いはずだが、
他に守れる選手もいないので巡ってきたチャンス。

初回からバントをきっちり決めるなど、いつでも出場できる準備を怠らなかった結果が、代役とは思わせない気迫を6回の第3打席で勝ち越しタイムリー二塁打に結び付けた。


場面は広陵高校の後輩、俊介を2塁においての第3打席。
コンパクトに振り抜いた打球は、3塁ベース上を通ってレフト線へ抜ける会心の当たり。
上本はこの後の第4打席でも、左中間へ2塁打を打っており、
今まで弱いとされていた打力での成長を見せつけた。

それにしても今の阪神には広陵高校出身の選手多いな。
金本知憲、福原忍、新井良太、上本博紀、藤川俊介。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
中日 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 7 0
阪神 0 0 0 1 1 0 0 1 X 3 7 0

勝利投手 [ 阪神 ] メッセンジャー（2勝0敗0S）
敗戦投手 [ 中日 ] 吉見（2勝1敗0S）
セーブ [ 阪神 ] 藤川（1勝0敗6S）

41歳になる桧山進次郎外野手が中日戦の9回2死の場面で代打で登場。
今季１号となるホームランを放ち、通算代打本塁打数を１４にのばした。
これで八木裕２軍打撃コーチ(45)と並んでいた球団記録を更新した。

相手が左ピッチャーだろうと、
大魔神・佐々木を抜くプロ野球歴代2位となるセーブ数を記録している岩瀬だろうと関係無し。
桧山の力はまだまだ衰えることを知らない。

キャンプからオープン戦にて俊介や坂らとともに、センターのレギュラー争いとして猛アピールしてきた柴田。
開幕1軍を勝ち取りながらも、4月途中に登録抹消。
調子の落ちかけてきた俊介の代打として、この日再登録されたばかりの試合で巡ってきたチャンスを見事生かしてくれました☆

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
中日 0 0 0 1 0 1 2 0 0 4 7 0
阪神 0 0 0 0 0 0 1 1 0 2 8 0

勝利投手 [ 中日 ] ネルソン（2勝1敗0S）
敗戦投手 [ 阪神 ] 能見（2勝2敗0S）
セーブ [ 中日 ] 岩瀬（0勝0敗5S）

本塁打
[ 中日 ] 谷繁 1号(7回表2ラン)
[ 阪神 ] ブラゼル 3号(7回裏ソロ)